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Claude Code入門ガイド|インストールから初回実行まで完全解説【2026年版】

Claude Codeは、Anthropicが開発したターミナルベースのAIコーディングアシスタントです。プロジェクト全体を理解し、ファイルの作成・編集・リファクタリング・デバッグまでを自然言語の指示だけで実行できます。この記事では、Claude Codeを今日から使い始めるために必要なすべてのステップを、OS別のインストール手順から初回設定、最初のプロジェクト実践まで丁寧に解説します。

1. 前提条件チェックリスト

Claude Codeをインストールする前に、以下の前提条件を確認してください。すべてにチェックが入れば準備完了です。

項目 要件 確認コマンド
OS macOS / Linux / Windows(WSL2推奨) uname -a
Node.js 18以上(20 LTS推奨) node --version
npm 9以上 npm --version
メモリ 8GB以上(16GB推奨) free -h(Linux)
ディスク容量 500MB以上の空き df -h
ネットワーク 安定したインターネット接続 curl -I https://api.anthropic.com
Anthropicアカウント API利用可能なプラン加入済み console.anthropic.com で確認
# 一括チェックスクリプト(コピー&ペーストで実行可能) echo "=== Claude Code 前提条件チェック ===" echo "" echo "OS: $(uname -s) $(uname -r)" echo "Node.js: $(node --version 2>/dev/null || echo '未インストール')" echo "npm: $(npm --version 2>/dev/null || echo '未インストール')" echo "" echo "=== チェック完了 ==="

Node.jsが未インストールの場合は、nodejs.orgから公式インストーラーをダウンロードするか、次のセクションのOS別手順に従ってください。

2. Anthropicアカウントの作成と料金プラン

アカウント作成手順

  1. console.anthropic.com にアクセス
  2. 「Sign Up」からメールアドレスまたはGoogleアカウントで登録
  3. メール認証を完了
  4. APIキーの利用にはクレジットカードの登録が必要(Max planの場合は不要)

料金プラン比較

Claude Codeの利用には、以下のいずれかのプランが必要です。

プラン 月額料金 利用量 おすすめの人
API(従量課金) 使った分だけ 入力$3/出力$15 per 1M tokens(Sonnet) たまに使う人・試してみたい人
Max plan 5x $100/月 Proの5倍の利用量 日常的に使う個人開発者
Max plan 20x $200/月 Proの20倍の利用量 ヘビーユーザー・チーム開発

おすすめ: 毎日Claude Codeを使う予定なら、Max plan 5x($100/月)が最もコスパが良いです。API従量課金だと、1日1時間の利用で月$200を超えることも珍しくありません。

3. OS別インストール手順(Mac / Windows / Linux)

Claude Codeのインストール方法はOS共通でnpm install -g @anthropic-ai/claude-codeですが、前段のNode.jsセットアップがOSごとに異なります。以下の比較表でお使いのOSに合った手順を確認してください。

手順 Mac (macOS) Windows Linux (Ubuntu/Debian)
1. Node.jsインストール brew install node@20 WSL2内: nvm install 20 nvm install 20
2. バージョン確認 node --version && npm --version(共通)
3. Claude Codeインストール npm install -g @anthropic-ai/claude-code(共通)
4. 動作確認 claude --version(共通)
権限エラー時 sudo npm install -g ... WSL2内でsudo sudo npm install -g ...
推奨ターミナル Terminal / iTerm2 Windows Terminal (WSL2) 標準ターミナル

Mac(macOS)でのインストール

# Homebrewがインストール済みの場合 brew install node@20 # Homebrewが未インストールの場合、先にインストール /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)" brew install node@20 # またはnvmを使う方法(推奨) curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.1/install.sh | bash source ~/.zshrc nvm install 20 nvm use 20 # Claude Codeをインストール npm install -g @anthropic-ai/claude-code # 確認 claude --version

Windows(WSL2推奨)でのインストール

# Step 1: WSL2をインストール(PowerShellを管理者権限で実行) wsl --install # Step 2: PCを再起動後、Ubuntu(WSL2)ターミナルを開く # Step 3: nvmをインストール curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.1/install.sh | bash source ~/.bashrc # Step 4: Node.js 20をインストール nvm install 20 nvm use 20 # Step 5: Claude Codeをインストール npm install -g @anthropic-ai/claude-code # 確認 claude --version

Windows注意: WSL2を使わずにPowerShellから直接インストールすることも可能ですが、パス関連の問題が起きやすいためWSL2の利用を強く推奨します。

Linux(Ubuntu / Debian)でのインストール

# nvmをインストール curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.1/install.sh | bash source ~/.bashrc # Node.js 20をインストール nvm install 20 nvm use 20 # Claude Codeをインストール npm install -g @anthropic-ai/claude-code # 確認 claude --version

全OS共通: インストール後にcommand not found: claudeが出る場合は、ターミナルを一度閉じて再度開いてください。PATHの反映が必要です。

4. 初回起動と認証の設定

Claude Codeをインストールしたら、初回起動で認証設定を行います。認証方法は主に2つあります。

認証方法 対象プラン 設定方法 メリット
OAuth認証(ブラウザ) Max plan 初回起動時に自動でブラウザが開く APIキー管理不要、安全
APIキー API従量課金 環境変数 or 初回起動時に入力 CI/CDやスクリプトで利用可能

方法A: OAuth認証(Max plan - 推奨)

# 任意のプロジェクトディレクトリに移動 cd ~/my-project # Claude Codeを起動 claude # ブラウザが自動で開き、Anthropicアカウントでログインを求められます # ログイン完了後、ターミナルに戻ると認証が完了しています

方法B: APIキー認証

# 方法1: 環境変数に設定(推奨) # .bashrc / .zshrc に追記 export ANTHROPIC_API_KEY="sk-ant-xxxxx..." # 設定を反映 source ~/.zshrc # macOS の場合 source ~/.bashrc # Linux の場合 # 方法2: 初回起動時にプロンプトで入力 claude # "Enter your API key:" と表示されたらキーを入力

セキュリティ注意: APIキーは絶対にGitリポジトリにコミットしないでください。.bashrc.zshrcに書く場合も、リポジトリ外であることを確認してください。

5. 初回実行後にやるべき設定5つ

インストールと認証が完了したら、以下の5つの設定を行うことで、Claude Codeの出力品質と安全性が大幅に向上します。

設定1: CLAUDE.mdファイルを作成する

CLAUDE.mdはプロジェクトのルートに配置する設定ファイルで、Claude Codeに「このプロジェクトのルール」を伝えます。これがあるだけで、AIの出力品質が劇的に変わります。

# プロジェクトルートにCLAUDE.mdを作成 cat > CLAUDE.md << 'EOF' # プロジェクト概要 このプロジェクトはReact + TypeScriptのWebアプリケーションです。 ## 技術スタック - React 18 - TypeScript 5 - Tailwind CSS - Vite ## コーディング規約 - 関数コンポーネントを使用(クラスコンポーネント禁止) - 型定義は厳密に(anyの使用禁止) - CSSはTailwindのユーティリティクラスを使用 - テストはVitest + Testing Libraryで記述 ## ディレクトリ構造 - src/components/ - UIコンポーネント - src/hooks/ - カスタムフック - src/pages/ - ページコンポーネント - src/utils/ - ユーティリティ関数 EOF

CLAUDE.mdには「やってほしいこと」だけでなく「やってはいけないこと」も書くのがコツです。例: 「alertは使わずshowToastを使う」「インラインスタイル禁止」など。

設定2: 権限設定(allowedTools / blockedCommands)

Claude Codeがどんな操作を許可するかを設定します。安全のため、危険なコマンドをブロックしておきましょう。

# ~/.claude/settings.json を編集 { "permissions": { "allow": [ "Read", "Write", "Edit", "Bash" ], "deny": [ "rm -rf /", "sudo shutdown", "dd", "curl|bash" ] } }

設定3: .claudeignore で除外設定

.claudeignoreはClaude Codeに読み込ませたくないファイルやディレクトリを指定するファイルです。.gitignoreと同じ書式で記述します。

# .claudeignore(プロジェクトルートに配置) node_modules/ .git/ dist/ build/ coverage/ *.log *.lock .env .env.local *.sqlite

設定4: MCP Serverの追加(中級者向け)

MCP(Model Context Protocol)Serverを追加すると、Claude Codeの機能を大幅に拡張できます。よく使われるMCPサーバーを紹介します。

MCP Server 用途 おすすめ度
Filesystem ファイル操作の高速化 初心者にもおすすめ
GitHub Issue/PR操作、コードレビュー GitHub利用者は必須
PostgreSQL / MySQL データベース操作・クエリ実行 バックエンド開発者向け
Puppeteer / Playwright ブラウザ操作・E2Eテスト フロントエンド開発者向け
Context7 最新ライブラリドキュメント参照 全員におすすめ
# MCPサーバーの追加コマンド claude mcp add github -- npx -y @modelcontextprotocol/server-github # 追加したサーバーの確認 claude mcp list

設定5: 使用モデルの設定

Claude Codeではタスクの複雑さに応じてモデルを使い分けることができます。

モデル 特徴 おすすめ用途
Claude Haiku 高速・低コスト 検索、ファイル一覧取得、簡単な質問
Claude Sonnet バランス型(デフォルト) 通常のコーディング、修正、テスト作成
Claude Opus 最高性能・深い思考 設計判断、複雑なリファクタリング、アーキテクチャ
# モデルを切り替えるコマンド(セッション中) /model claude-sonnet-4-20250514 # またはsettings.jsonで設定 # ~/.claude/settings.json { "model": "claude-sonnet-4-20250514" }

6. 最初のプロジェクト実践チュートリアル

ここからは、実際にClaude Codeを使ってTodoアプリを作成するハンズオンチュートリアルです。所要時間は約10分です。

Step 1: プロジェクトを作成する

# プロジェクトディレクトリを作成 mkdir ~/my-todo-app cd ~/my-todo-app # gitを初期化 git init # CLAUDE.mdを作成 cat > CLAUDE.md << 'EOF' # Todo App シンプルなTodoアプリ。HTML + CSS + JavaScriptのみで構築。 ## ルール - 外部ライブラリは使用しない(Vanilla JS) - CSSはシンプルでモダンなデザイン - ローカルストレージでデータを永続化 EOF

Step 2: Claude Codeを起動してアプリを生成する

# Claude Codeを起動 claude # 以下のように指示を出す: # "Todoアプリを作ってください。 # - タスクの追加・完了・削除ができること # - LocalStorageでデータを保存すること # - モダンなCSSデザインにすること # - index.html 1ファイルで完結させること"

Claude Codeが自動でファイルを生成します。生成されたファイルの内容を確認し、問題なければ承認します。

Step 3: 動作確認する

# ファイルが生成されたことを確認 ls -la # ブラウザで開いて動作確認(macOS) open index.html # Linux の場合 xdg-open index.html

Step 4: 機能を追加する

基本のTodoアプリができたら、Claude Codeに追加指示を出して機能を拡張しましょう。

# 追加指示の例: # "タスクにカテゴリ(仕事・プライベート・買い物)を追加して、 # カテゴリごとにフィルタリングできるようにしてください。 # カテゴリはドロップダウンで選択できるようにして、 # 各カテゴリに色分けのラベルを表示してください。"

Step 5: Gitにコミットする

# Claude Codeに直接指示できます: # "ここまでの変更をgit commitしてください" # または手動で: git add . git commit -m "feat: TodoアプリをClaude Codeで生成"

ポイント: Claude Codeはgit操作もできます。「コミットして」「PRを作って」などの指示でGit操作を任せることも可能です。

7. Claude Code vs Cursor vs Copilot 使い分けガイド

AIコーディングツールは複数存在しますが、それぞれ得意分野が異なります。以下の比較表で違いを理解し、使い分けましょう。

比較項目 Claude Code Cursor GitHub Copilot
動作環境 ターミナル(CLI) 専用エディタ(VSCode fork) VSCode / JetBrains拡張
AIモデル Claude(Anthropic) 複数選択可(Claude / GPT等) GPT-4o / Claude(選択可)
料金 API従量課金 or Max $100-$200/月 Pro $20/月 Individual $10/月
ファイル操作 直接作成・編集・削除可能 エディタ内で操作 エディタ内で操作
コマンド実行 シェルコマンドを直接実行 ターミナル統合あり 限定的
プロジェクト全体の理解 コードベース全体を解析 コードベース検索あり 開いているファイル中心
得意なこと 大規模リファクタ、プロジェクト構築、自動化 対話的なコーディング、UI修正 コード補完、リアルタイム提案
MCP対応 対応(拡張性高い) 対応 限定的
学習コスト やや高い(CLI操作が必要) 低い(GUIベース) 最も低い(エディタに統合)

使い分けのベストプラクティス

Claude Code

  • - 新規プロジェクト構築
  • - 大規模リファクタリング
  • - CI/CD自動化
  • - コードベース全体の修正
  • - デプロイ作業

Cursor

  • - 対話的なコード修正
  • - UIデザインの微調整
  • - コードレビュー
  • - 日常的なコーディング
  • - 特定ファイルの編集

Copilot

  • - リアルタイムコード補完
  • - ボイラープレート生成
  • - テストコード補完
  • - ドキュメント補完
  • - コメントからのコード生成

最強の組み合わせ: Claude Codeで設計・構築 → Cursorで微調整 → Copilotで日常コーディング。3つを併用するエンジニアが増えています。

8. 覚えておきたい基本コマンド一覧

Claude Codeで使用頻度の高いコマンドをまとめました。セッション外(ターミナル)とセッション内(Claude Code起動中)で使えるコマンドが異なります。

ターミナルコマンド(セッション外)

コマンド 説明
claude 対話型セッションを開始
claude "指示内容" ワンショットで指示を実行
claude --version バージョン確認
claude doctor 環境診断
claude mcp list MCP Server一覧
claude mcp add 名前 -- コマンド MCP Server追加
claude --resume 前回のセッションを再開
cat file.txt | claude "この内容を要約して" パイプでデータを渡す

セッション内コマンド(スラッシュコマンド)

コマンド 説明
/clear 会話履歴をクリア(コンテキストをリセット)
/model モデル名 使用モデルを変更
/help ヘルプを表示
/compact 会話を圧縮してコンテキストを節約
/cost 現在のセッションのトークン使用量を表示
Esc 実行中の操作をキャンセル

9. よくある初期トラブルと解決策

Claude Codeの導入時につまずきやすいポイントと、その解決策をまとめました。

トラブル 原因 解決策
command not found: claude PATHが通っていない ターミナルを再起動 or PATHにnpmのbin追加
EACCES: permission denied npmグローバルの権限不足 sudoで実行 or nvmを使用
OAuth認証が完了しない ブラウザのポップアップブロック ポップアップを許可、またはURLを手動で開く
auto-update failed 自動アップデートの失敗 claude doctor → 手動アップデート
応答が遅い・タイムアウト ネットワーク or コンテキスト超過 VPN確認、/clearでリセット
ファイルが変更されない 権限設定でWrite/Editが未許可 操作承認プロンプトで「y」を入力
MCPが認識されない 設定ファイルの記述ミス claude mcp listで確認、再追加

トラブルシューティングの詳細は Claude Code トラブルシューティング完全ガイド で網羅的に解説しています。

10. よくある質問(FAQ)

まとめ

Claude Codeの導入は、以下の5ステップで完了します。

  1. 前提条件の確認 - Node.js 18以上、安定したネットワーク
  2. Anthropicアカウントの作成 - Max planまたはAPI従量課金を選択
  3. インストール - npm install -g @anthropic-ai/claude-code
  4. 認証設定 - OAuth(Max plan)またはAPIキー
  5. 初期設定 - CLAUDE.md作成、権限設定、.claudeignore

設定が完了したら、まずは小さなプロジェクトで試してみてください。CLAUDE.mdを充実させるほど、Claude Codeの出力品質は向上していきます。困ったときはclaude doctorが頼りになる相棒です。

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